2011/10/7 (Fri)  99%-1 photo by lorita12345 & kurikinton by kumiko-chan & ceramics by yoko one day 帰国中のコタツが大阪から快速電車で岡山までやってきます。 ワシントンの大富豪が彼の絵をまとめて買ってくれ、大金を得たものの、 アメリカでの居住許可である既存の査証の更新費用に消えてしまいます。 グリーンカードと呼ばれる永住ビザと異なり、定期的な更新が義務付けられ、 更新の度に日本のアメリカ領事館に赴き、面接を受け、交付を待ちます。 申請費、弁護士費用、往復航空運賃などで大金は消え、彼は再び貧乏生活。 恒例のスッタモンダ査証取得劇を覚悟していたらスンナリと発給されました。 今日はお祝いにコタツの好物のラザーニアを焼きます。 10ヵ月ぶりに再会するコタツと船木さん。 照れてぶっきら棒な態度をするであろうコタツを想像しています。 でも、彼の優しさが読めるので、逆に戸惑ってしまいそうです。

2011/10/10 (Mon)  99%-2 photo by lorita12345 10/10 9月分の経理を税理士さんに送信しました。 これで岡山の経理は終了。次はデータのUSB移動です。 Y氏から依頼されたアイテムをサクちゃんのオフィスに運びました。 出張中で不在だったので、彼のマックのモニターにむかって敬礼。 "お世話になりました。ありがとうございました！" 翌日、サクちゃんが電話をくれました。 何気に声が遠くて良く聞きとれなかったけど、 彼の優しさがジワッと胸に浸みこんで切なかった。

2011/10/11 (Tue)  99%-3 fantastic wedding hayato & maki 3/11の成田空港で不安な夜を共に過ごしたホームレス仲間です。 ＮＹ経由で南アメリカに飛ぶという新婚夫婦をダウンタウンの我家に。 家は長い留守でフンワリと白い埃に覆われ、湯船の湯は茶色。 堅いベッドに客人用のシーツを敷くには疲れ果てていました。 ガスが使えたのでとりあえず美味しい玉露茶を煎れてホッと一息。 翌朝、グランドセントラルの空港バス停まで歩くという2人。 寝袋付のバックパックを背負った小柄な新婦の後姿に見えるのは足だけ。 新婦の大きな瞳からいきなり涙が。新朗は嫁の肩を優しく抱きました。 忘れた頃、南アメリカからメールが届きました。 インカを背景に笑顔でピースをする2人の写真。 そして、もっと忘れていた頃、 結婚式の超面白い写真*が送られてきました。 (* ロリ板への掲載許可を得ることができました) 飛行場の床に段ボールを敷いて眠る2人を盗見して爆睡した3/11. 翌日の空席取りで航空会社と攻防戦をしていると2人も加わり心強く感じました。 そして、我らがレフジー族は幸運にも同じ飛行機に搭乗することができたのです。 新朗の名は隼人。東京の大手広告会社勤務。そして、鹿児島出身。ぇ？ 誰かに似ている・・・。躊躇することなく旅の友に加えて貰いました。 さて、アタクシ、lorita12345は、明日から6ヶ月ぶりに渡米します。 グリーンカード保持者が半年間他国に居住した場合なにげに理由が求められます。 もし、米国の飛行場の入国管理事務所で入国を拒否されれば、最後の手は強行突破だ！ 運よく家に辿り着き、PCが故障していなければ日記でご報告します。では、我らが同胞よ。 再見！

2011/10/13 (Thu)  99%-4 photo by lorita12345 Manhattan NOW 岡山の家の戸締りをして午前10時に出発。 伊丹空港でいつもの1250円のカツクラ定食を食べて成田に飛びました。 そして、成田からNYに到着したのが同日の午後5時。半年ぶりの渡米です。 半年の空白の自覚がなく何となく帰ってはみたものの、家の前でタクシーを 降りると、100年続いた老舗の材木店がイタリアンレストランに変っていました。 またレストランの屋上に設置された大きな5本のダクトにもビックリ。 店が潰れない限り、騒音と料理の臭いは永遠に続くでしょう。 閑静で平和な場所に突然現れた悪夢にシュプレヒコールで抵抗した隣人達でしたが、 これが現実です。このレストランは裏通りで起業し成功した若いイタリア人夫婦の 2軒目のレストランです。すでにNYTIMESで高く評価され、常連だけではなく、 間違いなく観光客の人気スポットになるでしょう。 さて、午後11時になりました。 日本の時差をNYに戻さなくてはなりません。 換気扇の騒音をBGMにして寝るなう。 換気扇の音がピタッと12時にとまりました。いつもの静寂がもどり、 日本時間だとお昼ですがな。寝れるわけがない。ひぃーーー！

2011/10/14 (Fri)  99%-5 photo by lorita12345 6am 無理に寝ようとするのは精神的にいけません。 諦めてパジャマを脱いで仕事をしましょう。 午前9時の仕事まで3時間もあります。 気分転換にSOHOのパン屋に歩きました。 睡魔でフラフラです。 30分だけ。と寝床に潜り込みました。 目覚めたら午後4時過ぎ。(*´Д｀*)ガーン。 渡米前に計画した1日目の仕事ができませんでした。 何やってんだか。寝ている暇はないのです。無念なり。 今日は明日のために寝ます。 ただいまNYはミッドナイト。 日本の昼食時です。 眠れない・・・

2011/10/15 (Sat)  99%-6 photo by Mr. Funaki 7am SOHOでみつけた美女。 パン屋の開店を待つ女が目を閉じて眠っている。 100均の汗用ヘッドが暖房用になり、 ユニクロのダウンの下はパジャマ。

2011/10/17 (Mon)  99%-7 photo by lorita12345 a view from my kitchen ＮＹに到着したのが水曜日の夜。 木、金、土が過ぎ、今日はすでに日曜日の夕方です。 木曜日は時差でうっかり昼間寝てしまい１日無駄にしてしまいました。 狂ったスケジュールを取り戻さなくてはと少々焦り気味です。 台所の窓の外で生き残っていたパセリを摘んで今夜はパスタです。 向かいの若夫婦がベランダの植木の世話をする姿など見たこともないのに、 植木達は枯れることなく見事に大きく成長しています。これは予想外でした。 ところで、隣のレストランとの境界線のフェンスにかけてある黒い靴は何？ 換気扇の工事人の忘れ物なら、金魚すくいのように棒の先に引っ掛けて取り外し、 この野郎ー！エイッ！と大声を出して隣の屋上に放り投げたい気分です。

2011/10/18 (Tue)  99%-8 photo by lorita12345 FRAGILE UPSのスティーブがシカゴからの荷物を配達してくれました。 半年ぶりに会ったのでお互いの顔に笑顔がほころびます。 明日届く予定のカリフォルニアからの荷物もよろしくと言うと、 小生、命をかけて配達します。と言ってくれました。 東京の某美術館の主任学芸員と長いスカイプをしていると、 ＮＹからの運搬業者について質問をされました。 日通アメリカを信頼して利用しているので勧めましたが、岡山での経験で UPSも使えるという印象を持ちました。安全性はどうです？と指摘されれば、 特に高価でFragileとなれば、やはり日通アメリカかヤマトUSAかもしれません。 これからのビジネスは運搬業だと感じていますが、面倒なリスクを考えると、 何をするにもシンプルではないでしょう。 岡山のデスクに置くレモンの木はテラコッタの焼き物。驚くほどの技術です。 繊細なのでバックパックにいれて持ち帰ります。 プレキシーを敷いて手ぶれ承知で撮影しました。 レモンの木の反転がみられて面白い効果です。

2011/10/19 (Wed)  99%-9 photo by lorita12345 garage sale 4月の数週間のNY滞在中にゴミ収集日に思い切って捨てたのですが、 それでも物が多すぎる。ゴミ袋に詰めているとキヨコから電話がありました。 キヨコは、NYのティファニーやチョコレート店の飾りをしているデコレーター。 ディスプレイに使うアイテムで部屋の中は足の踏み場もない状態でした。 途方にくれた彼女は日本人用の掲示板に宣伝をうち完売したそうです。 彼女に勧められるままアタシも掲示板に広告をだしました。 １日目の問い合わせメールは12人ほど。丁寧に返信をしていると、 船木さんが、「１ドルで売ってなんぼのもんよ。アホらしい」と申します。 司馬遼太郎の黄ばんだ単行本でもまとめると結構重くなるわけで、 捨てる前に売れるものなら売ったほうが良いです。 しかし、皆様は掲載した写真の鍋に興味があるようです。 後で気づいたのですが、鍋を全部売ってしまったら料理が作れないのでは？ 売れましたと言うべきか。ここが思案のしどころ。 もしゴミが売れたら。 必死でゴミを捨てた努力が無駄だったことになります。 捨てなきゃ良かった・・・もったいない。m(゜-、゜)

2011/10/22 (Sat)  99%-10 photo by lorita12345 garage sales ロリ板に登場したお馴染みののアイテムを週末の2日間で売ります。 懐かしいアイテムですが整理しなくてはなりません。 ロリ板の愛読者である池田学夫妻からメールが届きました。 カナダからNYに飛んでいきたい。 ブルーの鍋で作った料理が懐かしい。などなど。 添付してくれた愛娘の可愛い灯ちゃんの画像をみると、 わずか半年で美しく成長しています。可愛すぎます。 おっし！気合をもらったので今日は頑張れる！さんきゅ さて、 鋳物の鍋は一番に売れるでしょう。 鋳物は熱いうちに打て！なんちって。　 重い鍋は婆にとっては命がけ。 腱鞘炎になりそうです。( ；´∀`)トホホ ただいま午前7時30分。 掲示板への宣伝効果で問い合わせが殺到しています。 家の前で開店を待つ人々は長蛇の列になるでしょう。 腰バッグに釣銭の１ドルを100ドル分用意しました。 しかし、なんですね。よくもまぁ、たまったもんだ。(´д｀) 掲示板に貼った数枚の画像をTwitterにも貼っています。by lorita12345ny

2011/10/25 (Tue)  99%-11 photo by lorita12345 garage sales ガレージセールのお知らせです。 (投稿者：lorita12345ny) 昨日は2日目&最終日を無事に終えることができました。 １ドルのお洒落な食器などお客様達に感激していただき光栄です。 ありがとうございました。 ところが、パートナーが埃にまみれた箱をまたまた見つけまして・・・。 ディプレショングラスやら陶器の置物などなど。まだまだあります。( ；´∀`)ouchi! 家具をお買い上げのお客様には11月2日までに引き取りをお願い致します。 その後は専門業者さんに渡して処分をする事にしました。が、もったいないので、 お客様にはアポイントメントonlyで展示物をご覧いただくことにしました。 最終日は11月2日です。家を留守にしていることがありますので、事前に電話で アポをお願いします。1-212-4xx-xxxx 下方にお客様のyuri様からご親切にも他のSubwayをお書き頂いています。 住所は下記です。この際ですから書いちゃえ！(｀・ω・´)えいっ！ ms. lorita12345 xx xxxxx xxxxx street, new york city

2011/10/25 (Tue)  99%-12 photo by lorita12345 garage sales Look! ガレージセールにて (投稿者：lorita12345ny) おはようございます＞New Yorkerの皆様 ガレージセールで沢山のお客様との出会いがありました。 Saleを11/2まで延長しているのですが、忘れられていたダンボールの箱達。 お客様と一緒に開けるとザクザクとファイアキング、ディプレショングラス、 ロイアルコペンハーゲンの皿、occupied japanのアイテムなどなど。宝の山です。 写真はお客様がお選びになられた商品をラップする前に撮影させて戴きました。 すっかり2ch風のage荒らしになってしまいましたが、 この感動を皆様にお伝えしたくageさせていただきます。 お許しください。 "人々との素敵な出会いは偶然やってくる。 それぞれが違った生き方をしていても、心が通じ合える仲間がいる。" 本当にありがとうございます。 new yorkerの1人として心より感謝しています。 計算機の合計金額にお客様がびっくり。 気の毒に感じられたのか余分にお金をくださる人もいます。 お気持ちだけで十分ですとお返ししています。 手伝いにきてくれたモトコがその様子をみて、 ロリさんの捨てっぷりが見事だ。と夫のコタツに報告したとか。 君は捨てないからな・・・と言われ、1日中口を聞かなかったそうです。 素敵な仲良し夫妻には助けられています。ありがとね。

2011/10/27 (Thu)  99%-13 photo by lorita12345 garage sales アンティークのハッチタンスを買ってくれたミッシェル夫妻が取りにくる前に 作業着姿のままタクシーでアップタウンまででかけました。パンツと靴下は 替えていますが3日間同じ服。そろそろ洗い時です。 タクシーをつかまえてイーストリバー沿いのFDRを走ってもらいました。 運転手がブンブン飛ばすのでアタシの身体も車内で飛び跳ねてブンブン。 後部座席に移動して後ろ向きでマンハッタンのスカイスクラッパーを動画撮影。 車に酔いました。家に帰って動画をみると画面が滅茶苦茶揺れています。 UTUBEの視聴者も間違いなく車酔いをするでしょう。(゜-、゜)オエー 今は動画編集をする時間がない。 アートは熱くなるまで待とう。

2011/11/1 (Tue)  99%-14 photo by lorita12345 garage sales ガレージセール最終日の日曜日。 客が連れてきた小１の女の子はプリンセス衣装。 下から目線の美少女はどのアングルで撮影しても暗い。 ハロウィーン用の衣装というが、あまりに個性がなさすぎ。 悪魔とか、KISSのロッカーにしてあげれば超可愛いかったかもね。 そういえばハロウィーンを何年も観ていないわ。 photo by lorita12345

2011/11/1 (Tue)  99%-15 photo by lorita12345 after garage sales 最終日は吹雪にもかかわらず、お越しくださったお客様に感謝しています。 ダンボール箱の埋もれた生活。見たくないもない本棚についつい視線が。 大きなため息をつきながらタイピングをしています。 本棚の本は1/4が処分できたので、残りは日通に梱包＆発送を委託します。 2ヶ月後、岡山に船便が届くと再び本棚に収納する仕事が待っています。 本日ニューヨーク掲示板へ挨拶文を書きました。 皆様のご協力をいただきガレージセールを終了することができました。 心からお礼を申し上げます。ありがとうございました。 添付の写真はafter garage saleの何もないテーブル風景です。 長い在米生活で物を増やさない主義で暮らしてまいりましたが、 沢山の品物に囲まれて生活をしていたことに驚きを感じています。 数百冊の美術関係の蔵書や小説類などをダンプスター業者に委託廃棄した後、 お客様の１人である某会計士さんに「寄贈すればよかったのに・・・」と嘆かれました。 身銭を切って資料を買い漁り、知識をくれた本達にアリガトウとゴメンナサイ。 NET社会で本の存在が薄くなりがちとのことですが、本を１枚１枚ページを繰る ドキドキ感は言葉では表せない喜びがあります。本は感動を与えてくれます。 去るもの後を濁さずと申します。 完全帰国の日程は未定ですが、その日がくれば、 事務机、当分の台所用品などを廃棄処分にして去ります。 これからもアメリカ生活をなさる皆様には心からエールを送ります。 ダウンタウンにお越しの節はお立ち寄りください。 ダンボールで作ったダイニングテーブルでお茶をいたしましょう。 本当にありがとうございました。 lorita12345ny 拝

2011/11/3 (Thu)  99%-16 photo by lorita12345 GHOST 映画ゴーストでNYのロフトの壁を壊すと大昔の部屋がでてくる場面があります。 当家の倉庫として使っていた部分の絵や額などを取り除くと、100年以上も昔の、 オリジナルのエレベーターのドアがでてきました。果たして使えるのでしょうか。 ご開帳〜〜。

2011/11/6 (Sun)  99%-17 photo by lorita12345 GHOST 長い年月が過ぎて過去を振り返っています。 若い船木さんが見よう見まねでタイルを貼り、#2のオーク板をNJから取り寄せ、 慣れない機械とトンカチを振るい、10日間の超スピードで朝から晩までトントン。 小さな巨人が根性で張った床の総面積は2,300スクエアフィート。 床に残るステインやペンキを見ているとあの日の様々な記憶が蘇ります。 １枚のタイルが欠けている部分に倉庫部屋の大黒柱を立てた船木さん。 これでもかと頑丈に作った棚をJUNKという撤収業者のリカルドがコキッコキッ。 2時間で簡単に撤収完了。ジャンクの臭いを残して去っていきました。 懐かしいオリジナルの風景に感無量。なんて、そのような余裕はありません。 脱臭で一晩中窓を全開し、寒い部屋で震えながら梱包作業を続けています。 そういえば昔はこのエレベーターのドアから出入りをしていました。 ウォークインエレベーター。最近はなかなか見られない贅沢なスペースです。

2011/11/8 (Tue)  99%-18 photo by lorita12345 all set マダムKが励ましの電話を度々いれてくださいます。 大阪の帝塚山氏、岡山のサクちゃんも陣中見舞いにかけつけてくれ、 ブルックリンのコタツ夫妻からもビールの差し入れをいただきました。 先日から居候をしている27歳のAD君が機敏に接客をしてくれます。 AD君についてはそのうちに日記に登場してもらうつもりです。 先ほど運送会社から確認電話がありました。 明日はいよいよ本番です。

2011/11/10 (Thu)  99%-19 photo by lorita12345 something 絵の下に岡山と同じサイズの引き出しがありました。 当時3000ドルで買ったものです。 版画工房を営んでいるケイゴさんに50ドルでオファーしました。 ところが搬出用のトラックのレンタル料が80ドルだそうで気の毒な限りです。 ケイゴさんが50ドルを払おうとしたので、レンタル料の足しにしてもらいました。 ゴミ回収業者に渡せばただの粗大ゴミ。 用途があればいつかは宝になる逸品です。 ケイゴさんは価値を良くご存知でした。 いつまでも大切にしてくれるでしょう。

2011/11/11 (Fri)  99%-20 photo by lorita12345 work out 開かずの間のようなフレイトエレベーターを久しぶりに作動した為、 荷物を載せたまま動かなくなってしまいました。翌々日の11月10日、 再びやってきて、残りの荷物を集荷してくれました。2時間ほどで完了。 今朝は泊客の買い物に付き合い、その足で会計士に走り、その後帰宅。 午後１時に日通アメリカが集荷に来るので遅れるわけにはいきません。 日通を待っていると、突然コタツが、大丈夫ですか？と来てくれました。 １人で不安だったので正直なところ本当に助かりました。 コタツと船木さんが一緒に梱包をしたあの日、「恩に切ります。ありがとう」 熱い眼差しで礼を言った船木さんは一足先に日本に帰りました。 10月28日搭乗間際のJFKから船木さんがコタツに電話をいれたそうです。 ロリのことをよろしく頼みます

2011/11/12 (Sat)  99%-21 museum of modern art ny appreciation NYでの商用を終えた帝塚山氏とサク氏が明日帰国します。 コタツ夫妻、スナオ達も加わって夕食をしました。 何もない殺風景なロフトなのでイスが足りません。 急遽ダンボール箱で作り、カーテン布をかけて誤魔化しました。 パスタとサラダの簡単な手料理。最後の晩餐会になるでしょう。 デザートはコタツ夫妻からのNYチーズケーキ。散財させてしまいました。 １ドルでも節約をしたい夫妻の筈なのに、いつも手ぶらでは訪れません。 秋に岡山を訪ねてくれたコタツの手にはNYの甘いクッキー１袋でした。 岡山生活で若い人達と交流する機会があるのですが、常識と思っていた習慣が 風化してしまっている。とても残念に感じています。一杯のお茶のでる所、また 食事の場合はなおさらのことです。高価なものでなく１輪の花で良いのです。 海外生活では当たり前の事ですが、日本では必要以上に気を使います。 何かをもらえば気持ちのお返しをする。嫌いな習慣ではありません。 手土産を持参するNYの若い2人の心使いにいつも教えられています。 これは船木さんが熱をあげて集めたものの１点です。 2mを超える高さのモスコウッツの作品はNY近代美術館に展示されました。 NYに到着したサク氏が真っ先に見たいといったのがこの作品です。 船木さんがこれまでの礼として用意をしていました。 彼は、おおー！と笑みを浮かべ、そして額付で欲しいといいます。 額付の送料は半端ではなく清水から飛び降りる気持ちで日通に渡しました。 これでサクへの礼は果たせました。

2011/11/13 (Sun)  99%-22 photo by lorita12345 sunao 1 東京でADをしている26歳のスナオ氏です。(以下敬称略） 画像の掲載許可が貰えたので貼ります。 10月22日のガレージセールでスナオがお客の1人として訪ねてくれました。 NY掲示板への宣伝の掲載写真（ロリータのひとりごとにも掲載）が印象的で、 また説明文の内容で人柄の良さそうな売り手だと感じたそうです。 ブルックリンのアパートに間借りをしている彼に毛布はありませんか？と問われ、 そういえばクローゼットの上の棚に保管していました。背が低いので取れません。 上背のある彼がスイッと取ってくれ、5ドルの毛布の他に画像の肩にかけている 5ドルの三脚、１ドルの画集や紅型染色の風呂敷を買ってくれました。 接客が忙しくて、ゆっくり会話ができなかったのですが、メールで自給10ドル、 3時間のバイトをお願いすると快く引き受けてくれ、重い蔵書の選別と梱包を 一生懸命手伝ってくれました。 NY滞在が3ヶ月間という短い期間なので、プロジェクトのために毎日フルに動き、 玄米飯、梅干、インスタント味噌汁の食事と、プロジェクト用の交際費は１日10ドル。 切り詰めた節約生活をしているとのことでした。 船木さんが急用で帰国したため、アタシ1人では今後が不安です。 こんな時こそ男手が必要でした。スナオの存在は渡りに舟。彼が12月26日に NYを出発する日まで下記の契約で当家に住みませんか？と、オファーしました。 1日2時間の労働、3食付、寝室、風呂、WIFI無料、洗濯、コーラ(おまけ）

2011/11/16 (Wed)  99%-23 photo by lorita12345 sunao 2 ミーティングで朗々と述べていると、最初にジョンが目頭を拭った。常にポーカーフェイスのハリスの顔色が一気に豹変。冷静沈着なチップの目から一筋の涙。全員が凍てつくロフトで震えながらトンカチを握り改造を同時に開始したあの日が昨日の事のようだ。我らがフロンティア仲間達よ。サラバです。 アタスの勇気を褒め称え全員が口をそろえて言った。we are proud of you. アタスは鉄の女ではない。涙もろくて弱い人間です。何も言わなくてよい。わかっているからとチップが厚い胸に抱いてくれた。涙がとまらなかった。真っ暗な部屋に帰り、電気をつけないでいると・・・ スナオがプチッと部屋の電気をつけた。おい。スナオ、帰宅していたのか・・・。「ロリさん。いじめられたんですか？」事情を説明をすると。良かった良かったと笑顔。涙顔をみられちまったよ。チッ。 夕飯を済ませましたというスナオ。ノートで仕事をしているスナオの横で遅い夕飯。涙味のダック。涙が止まらない。スナオが大丈夫ですか？ロリさん・・・。でも良かったですね！チャーミングな彼の笑顔に励まされた。スカイプで結果を待っていた船木さんに報告。お疲れ様と言ってくれた。 なんて簡単に書いているが、これからが大変なのよ。怒涛の日々はまだまだ続く。オッシ！オッシ！と自分に気合をいれながら緊張の日々を過ごすことになる。神様。お願いです。胃が痛くなりませんように守ってください。オッシ！先ずは、プリペイドの携帯を買いに行こう。 twitter:lorita12345ny

2011/11/18 (Fri)  99%-24 photo by lorita12345 sunao 3 24日の感謝祭の翌日からバーゲンSALEが一斉にはじまります。 会議を終えた感無量のアタシにスナオが悩みを聞いて欲しいと言います。 こんな時になによ。金はないわよ。 いえ、そんなんじゃないんです。 ロリさんの意見を聞きたいだけです。 Camper店の靴を感謝祭の後のSALEで買う予定だったが、 サイズが１つしかない。もしかしたら売れてしまうかもしれない。 あとで後悔しないために、今こそ買うべきよ！ 翌朝店が開く前に2人ででかけました。 スナオは日参していたようで、売り子と顔馴染みになっていました。 ついでにアタシも一足買い、2人でルンルンして帰宅。 本棚の本がなくなったので2人の靴を全部並べています。 スナオは起床すると一番に棚の靴を舐めるように見つめ、 ソッと触りながら1人で呟いています。 滅茶苦茶いいっすよ・・・。

2011/11/20 (Sun)  99%-25 photo by lorita12345 weekend スナオがロリ板に登場してから、 なにげに言動を意識するようになったので、 スナオシリーズはこのあたりでやめておきます。 彼は既に寝ているアタシを気遣って忍び足で帰宅しているようです。 たまに、8時頃に帰ってくることがあり、I'm Home〜！ヽ(´▽｀)ノ 夕飯は何もないと言うと、じゃ〜、5ドルのジャンクフードを買ってきます！ 共同生活20日目。アタシの冗談が通じるようになりました。 写真は荷物を送り出した１週間後の仕事場の写真です。 本棚は靴棚になり、FAX,copier等を置いた机は壊して道路に捨てました。 FREEと書いて道路に捨てた板は１時間後にはすべてがなくなっていました。 捨てた机の天板などは同じく道路で拾い船木さんが再生したものです。 これでもかと頑丈に作っていた為、ドライパーでは歯が立ちません。 電動ドライバーで釘を抜き取る作業も慣れれば何ということはありません。 Ms.電動ドライバーの称号を授与しました。 頑丈なオークのイスはガレージセールで10ドルでも売れませんでした。 でも、売れなくて良かった。今や貴重なイスになっています。 さて、月曜日から具体的な動きを開始するので自由な時間は週末のみ。 しかし、自由時間はエンドレスな雑用で呆気なく終わりそうです・・・

2011/11/22 (Tue)  99%-26 photo by lorita12345 Monday 概ね、見通しが付いてきたような気がします。 CPAのジョンとの数時間の話し合いの後、気分良く5番街を散策。 偶然、家具デザイナーのジョイスとばったり。 お茶を誘われたけど急いでいたのでCYA. MACでいつものルージュを買い、次はアンソロポロジーへ。 宮崎葵を起用したEarthナントカロジーというCMをみて、 この店の模倣？と感じていたのですが、全く違いました。 日本の若者が使う「可愛い」という言葉は単純という言葉の裏返し。 NYの洗練された奔放なデザイナー達の感覚。文化の違いを感じます。 東に少し歩くとユニオンスクエア公園にでます。 広場には恒例のクリスマス商戦の店舗が軒を連ねています。 笑わない売り子の美しさにフゥと溜息をつきました。

2011/11/24 (Thu)  99%-27 photo by lorita12345 JJ 明日は感謝祭。階下の住人がターキーを焼いています。 昨夜、住人の息子ジョナサンが帰省したようです。 なぜにJJなのか。ずばり、ジャスパー・ジョーンズを意識した愛称です。 彼はハーバードの数学科の博士号を卒業し、今は大学で教鞭をとっています。 家の中の床やカウチに髭ボウボウの数学仲間達がゴロ寝をし、 可愛かったJJは気の毒なくらい臭いオッサンになっていました。 Happy thanksgiving

2011/11/27 (Sun)  99%-28 photo by lorita12345 black friday バーゲンSALEの始まったNew York からコンニチハ。 感謝祭の夜はコタツ夫妻のブルックリンのロフトで。 モトコの心のこもった和食のフルコースに舌鼓をうち、 凝った盛り付けとプロ級の味に恐れ入りました。 仕事場を抜け出してかけつけたケイゴさんが参加すると、 酒豪が勢ぞろい。いよいよ本格的な酒盛りの始まりです。 スナオはモトコの好きな銘柄のビールを１ダース。 アタシはVenieroのリコタチーズのNYチーズケーキ。 ケイゴさんは赤ワイン2本を差し入れました。 NYは翌午前0時から店の商品が25%から50%引になります。 ケイゴさんはノートを買うために気合で早朝から電気屋の先頭に並ぶとか。 当方も明日の為に午後11時前にはマンハッタン行きの電車に乗っていました。 photo by lorita12345 ところで、帰りの電車の中で面白い経験をしました。 途中の駅から乗り込んできたゲイのイケメン男達が真前に座っている スナオに甘い視線を浴びせています。いつもヘラヘラ喋る若者が、 意外にもゲイに人気があるようです。すこし天狗になっちゃいました。＾＾ バイクの写真はアタシではありません。 しかし、同居人がこの服装でアタシと勘違いしました。＾＾；

2011/11/27 (Sun)  99%-29 photo by lorita12345 black friday 2 バーゲンが始まったアントロポロジーは女性客で混雑しています。 連れの男性が店の隅のイスに座り暗い表情をしているのをみかけます。 あまりに気の毒なので、決して船木さんに付き合って欲しいとは言えません。 気を使ったスナオが実家の妹にお土産を探すと言って付き合ってくれました。 撮影する彼を撮影。とても面白い写真になりました。 被写体が良いからですよ。彼はニィーと笑いました。 日曜日の朝です。インディアンサマーなのか、暑い一日になりそうです。 朝一番に126STのハーレムでミサ風景の撮影アポがはいっているとか。 彼を見送った後、ゴスペル風にハレルヤを三唱しました。

2011/11/29 (Tue)  99%-30 photo by lorita12345 gift 喜んでいただけたようで私もとても嬉しいです。 といっても、スナオさんの「ロリさんに花を送りたい！」と素敵な発想に、 私もお礼をしたいとずっと思っていたので便乗させていただいたのです。　from Tomomi ユリはガレージセールで小物を買ってくれたトモミさんとスナオからのギフトです。 渡米5日目のトモミさんは、これからのアメリカ生活に必要なものを探していました。 物怖じしないで対等に会話のできるチャーミングな容貌の美女です。これから 彼女は2年間ミッドタウンのIT関係の会社に勤務します。ガレージセールで 出会った彼女とスナオの2人は同年代。今後東京とNYの遠距離恋愛になれば アタシはキューピットになるでしょう。(´0ノ｀*)オーホッホ!! 帰宅が遅くなり、先に帰っていたスナオが迎えてくれました。 包装紙に包まれた黄色のユリを手渡しながら、「happy birthday」 1本は日本の船木さんへ。 1本はアタシへのGIFTです。

2011/11/29 (Tue)  99%-31 photo by lorita12345 downtown まるでパリの空。 陽光に照らされた水槽タンクは今では珍しいものになりました。 このビルの屋上にもありましたが撤去して現在はガーデンにしています。 ガラス張りのペンタハウスの周りに薔薇の花が咲きズキニや南瓜が実ります。 トップと１階のストアフロントは3シェア(株）、他のフロアは2シェアです。 ７階建てのビルは全部で16シェア。何を決定するにも会議で投票します。 よって、この3シェアホルダー達の投票数が重要になり会議は踊ります。 当ビルの会計士ジョンが珍しくアタシに愚痴をこぼしました。 数年前にビルの経理をハリスに渡し、その後エメリンが担当しています。 ボードメンバーの多数決で人選を決定したのですが、アタシの経理がベスト だったと言ってくれました。心優しい餞別を貰った気分です。

2011/12/1 (Thu)  99%-32 photo by lorita12345 done 昨日はクラインに。今日はピーターのトラックに渡しました。 仕事場が空っぽになっていく度に肩の荷がおります。 渡米して40日目ですが、よくぞここまで片付けられたと思います。 黄ばんだ壁にくっきりと残る額のシルエットに長い年月を感じます。 エレーヌ・Ｄの油絵は太平洋を航海し1月神戸港に到着するでしょう。 寝室の隅に忘れていた船木さんの全長165cmのOrvisの釣竿。 12月末の帰国時にJALのカウンターですったもんだを予想しましたが、 先日発送した別送品に追加として日通アメリカが引き受けてくれました。 バックパックとスーツケースだけで身軽に帰れそうです。

2011/12/2 (Fri)  99%-33 photo by lorita12345 as is 12月1日の朝は快晴。 東の窓から燦々と陽がはいっています。 今日の仕事は11月分の経理から始めましょう。 その前に気分転換。 窓からの木漏れ陽と人影が眩しい。 カシャ。

2011/12/3 (Sat)  99%-34 photo by lorita12345 as of today デトロイトに留学中の宮永氏がNYで食べたバターが美味だったと仰る。 普通のスーパーで売っていると説明すると早速探すそうです。 これは当家で長年食べているWhipped Butterです。 帰国の際は10箱程を密かに鞄に隠して持って帰ります。 長旅の間に箱が凹んでしまいますが、味は変わりません。 こんなに美味しいバターが何故日本に無いのでしょう。 製品化すればボロ儲けできると思います。 お客様をお迎えし、テーブルにパンとバターを。 船木さんが食卓の片付けをしながら言いました。 あのバターをださないでくれる？もったいない。 雪印のバターで十分だよ。

2011/12/3 (Sat)  99%-35 photo by lorita12345 as of today 土曜日の朝です。午前4時起床。 ボードメンバーのマイケル、チップからの激励メールに返信。 弁護士に提出する必要書類を律儀にも真摯に手伝ってくれます。 来週月曜日から全身緊張人間になるでしょう。まな板の上の○"タです。 神様お願いです。どうぞ胃痛になりませんよう。風邪をひきませんよう。 熱がでませんよう。便秘になりませんよう。アタシを見守ってください。 毎日遅くまで録画の編集をしているスナオ。今朝は隣室で眠っている彼の 健やかな寝息をドア越しに聞いてコッソリ出かけます。岡山の船木さんが いつも行っていた蚤の市をブラリと歩きながら気分転換です。 ところで、 1ヶ月以上も同じ屋根の下で暮らしているスナオが、彼のNYでのプロジェクトを 初めて見せてくれました。連日連夜、深夜に帰宅をする彼を甘くみていました。 若者のハイセンスな映像に驚きと焦りを感じています。

2011/12/4 (Sun)  99%-36 photo by Mr. Funaki absolut local 岡山の船木さんが時々植木の写真を送ってくれます。 100均で買った植木の苗も温暖な土地で勢いよく成長しているとか。 5年前に植えた畳屋ワビスケの蕾が、１分咲き、2分咲きと、変化する様子を 送信してくれました。この時期は2人とも岡山を留守にしているので白い花を 見るのは初めてです。右上部に路面電車の電線が写っていて面白い。 absolut vodka　を捩って、absolut local 3週間後は岡山賢人としてローカル色に染まるアタクシ。 まるで岡山に嫁ぐ新婦のような気分です。

2011/12/5 (Mon)  99%-37 photo by lorita12345 bagel いつものベーグル専門店で休憩。 船木さんも誰も知らないアタシだけの秘密の場所です。 今日もサーモンスライスとクリームチーズをはさんでもらいました。 学生、住人、労働者達が列をするいつもの風景。ダウンタウンの こんな気取らない店が好きです。 午後3時にフラリと立ち寄ると、カウンターに空席がありました。 ガラス越しに通りを見ていると大学構内なのに老人が増えたような。 さて、ベーグル半分でお腹一杯になりました。 コーヒーを持って空席を待つお客に席を譲りましょう。 残ったベーグルを持って帰りたいので紙袋をくださいな。 あいよ。店員がパッと音をたてて袋を開けてくれました。 帰路、ワシントンスクエア公園を歩いているとハトやリスが寄ってきます。 残りのパンをちぎってあげると、なんだパンか。プイッとそっぽを向きました。

2011/12/6 (Tue)  99%-38 photo by lorita12345 Lamb Chops スーツ姿からドッグフードと嘲笑されるスタイルに変貌して久しいです。 訪ねる先々で人々がアタシの自由な装いをチャームと言ってくれます。 友人のケリーは自由で個性的なお洒落感覚の持ち主。決して高級なブランド ではなく、トレンディでもなく、古着屋で見つけたという不思議な柄のネクタイや, ツィード織のジャケットなどをお洒落に着こなしています。 昨日は数人の仕事仲間を訪ねてお別れをしてきました。 寝耳に水のタッド、シェリー、アンドリュ達が動揺を隠せないようです。 両頬にキッスをして、8秒間の抱擁をし、耳元で優しく囁いてサヨウナラ。 ケリーにはまだ伝えていません。彼には日本からメールでCYA。 毎日の食事に文句をいわない同居人との生活が残り20日間になりました。 喧嘩もなく平穏な暮らしです。彼の存在でどれだけ精神的に助けられたか。 感謝しています。岡山に行きます。と言ってはくれますが、難しいでしょう。 ドアをノックしたけど反応がなかったという住人のゲイリーからのメールに、 慌てて返信し、料理のネタが切れたので残飯が残っていればキボンヌ。 写真は、ゲイリーが直ぐに持ってきてくれた料理です。 本棚に並んだCAMPERの靴をみて、いいね。クール。と言いました。 優しいゲイリー達とも、もうすぐ最後のキッスをしてグッドバイです。 さて、今夜が正念場。いよいよです。

2011/12/7 (Wed)  99%-39 photo by lorita12345 Right of Share Holders 机の上にファックス、パソコン、コピヤーなどを移動して作業をしています。 引き出しの中はSHARE(株券)などがはいったホルダーのみになりました。 買手が決まれば弁護士の目前で買手が株券の裏に署名をします。 その時点で当方は晴れて自由の身となります。ヽ(´▽｀)ノ 昨夜はCO-OPメンバーと買手とのインタビューがありました。 ハウスルールに従って売手であるアタシは出席できません。 会議の成行はCO-OPのPresidentマイケルからのメールを待つのみです。 インタビューが終わったので会議に直ぐに出席してください。 マイケルからのメールが届きました。入浴後だったのでタオルを頭に巻き、 パジャマ姿で出向くと、全員がアタシらしいと大笑いをし、暖かく迎えて くれました。メンバー全員が揃うのは珍しく、マイケルがスタンドを立てて メンバー達とアタシの最後のショットを記念撮影。笑顔でピエット・コション。 インタビューの結果を聞いた後、アタシは粛々と最後のスピーチをしました。 今日はメンバー全員が最終確認の為に弁護士事務所に赴きます。 そして、3日後の金曜日。メンバー全員がVOTEを行い最終結果がでます。 長い3日間になりそうです。

2011/12/10 (Sat)  99%-40 photo by lorita12345 SHARES 買手が過去2年間の税金申告の他、所得証明、銀行残高などをco-opに提出。 この人物がco-opの一員として適しているかを弁護士に調査を依頼します。 買手の銀行残高によれば支払いを済ませると残金が25万ドルのみ。 これがネックのようで、当方からすれば、25万ドルもあるのか！凄い！ しかし、ビルの維持費、高い固定資産税、3年に1度のビルの修復費用など、 かかる出費が半端ではありません。甘くはないのです。 メンバー達は苦労を共有できる人物なのかどうかを執拗に調べます。また、 年収10万ドルでは少ないのでは？転売するのではないか？猜疑心は膨らみます。 そこまで言うか？と言いたくなりますが、冷静になってこれらの難関を一つずつ クリアしていかなくてはなりません。 たとえ莫大な財産家であっても、低所得者にはまず住めないビルです。 メンバーに問題が生じれば、住人各人に負担がかかることになるからです。 ビルを守る、否、自分を守るためにはそこまで調査の必要性が生じます。 さて、今日は朝から良い天気です。昨日のコタツのオープニングの後、 他の画廊をハシゴをし、寿司屋で特攻前のお神酒の梅酒をオンザロック。 今朝、目覚めたら隣室の同居人は朝食を食べないで既にでかけていました。 マスカラが下瞼に黒く残る哀れな顔のアタシ。オッシ！朝風呂で気合をいれよう！ いよいよ決戦の金曜日です。 24時間以内に7所帯(16shares)全員が票を投じます。(VOTE) 16sharesの何票がapproveするのでしょう。過半数を満たしますよう。(祈願) _____ I vote to approve the transfer. _____ I vote to disapprove the transfer.

2011/12/10 (Sat)  99%-41 NYC historical architect, archives, circa 1925 great jones Our dearest family Farewell and hello some day Nobody knows how much we love you. Nobody knows how much we love Great Jones . Nobody knows we have to say good bye. Please remember we were happy so much. Please remember your family lives in Japan. We love you. Thank you very much. Best regards,

2011/12/12 (Mon)  99%-42 photo by Mr. Funaki taste of mamma 英文はボードメンバー達へのお別れと感謝の気持ちのメールです。 記念に岡山で撮影した近影の船木さんとアタシの画像も添付しました。 彼等からの返信に感動したので一部抜粋します。 "初めて出会った昔の事を感慨深く思い出しています。 我々の友情は永遠です。何でも手伝える事があれば言って欲しい。" ビルの運営で苦労を共にした隣人達には心から感謝しています。 特に最上階のチップの返信には号泣しました。ウッウッと涙がこぼれ、 食事中の同居人はいつもどおり黙して傍で支えてくれました。 ハーバード卒のチップと出会った頃、彼は小説家を目指しタクシー運転手で 家族を養っていました。このビルを買い、最上階を残して現在のメンバーに売り、 利益で別のビルを買う。このビジネスが大成功し、今やNYの不動産王です。 ところで、ロリ板の愛読者である東京から岡山に嫁いだクミコちゃんがブログで 私達の近況を知ったそうです。1人岡山生活をしている船木さんにカモ鍋を作り、 今日は手作りのホクホクのブリ大根を作ってくれました。コラーゲンたっぷりの 愛LOVE煮込み料理。ごちそうさまでした。ありがとうございます。 YOKO様からもタイトル、"がんばれ！！！"のメールが届きました。 "固唾をのんでこのドキュメンタリーを毎日読ませていただいている一人です。 これは、すごいドラマです。何年か前にあのニューヨークの素敵なフロアに 何度かお邪魔させていただいた事が私にとっても本当に貴重なよい思い出と なりました。それにしても、寂しいです。読みながら涙が出て来ます。" 愛読者の東京のチカちゃんからも激励メールをいただきました。 "日本にもロリさんを待っている人達が沢山いますよ！" そうなんです。泣いている場合ではありません。 明日からの修羅場を気合で乗り切らねばなりません。 岡山のブリ大根を夢見て、いつものNEW YORKERに変身します。 続き→