ロリータのひとりごと

ロリ～タのひとりごと

2012/4/18 (Wed) LINKER 11-1

lorita12345

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「LINKER-10」の日記は↑の画像をクリックしてください。

L I N K E R

新しいスレッドが始まりました。
無気力な空気。嫌いではありません。

タイトルがいつものLINKERではパッとしないような。マンネリ化の
兆候が一寸でも見られれば辞める時であります。よって、押忍。

これだけ長く生きていれば、引出の中にネタがないわけではありませんが、
この際なので恋愛小説でもいかがでしょう。それも官能小説とか。ゴホッ。

最近、瀬戸内寂聴尼が光のペンネームでネットに投稿していたことが
露呈しましたが、源氏物語を執筆をしている彼女が何もわざとらしく
光の名前を使います？我ここにありと誇示しているように感じるのは
アタシだけでしょうか。

では、恋愛小説家のペンネームを考えましょう。
官能小説にロリータでは大人の色香に欠けます。

「論理板子（ろんりいた）」

(つ´∀｀ｃ)イッスネ！

2012/4/21 (Sat) LINKER 11-2

lorita12345
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論　理　板　子

官能小説を書くと言ったたからには実行しなくてはなりません。
イラレやラベル作りで糞忙しいのに小説を書く余裕などある筈がない。
誰かさんにバカにされそうです。

ノンフィクションは楽ですが、フィクションはプロローグから結末まで
構想を練らなくてはなりません。こんな適当人間に書けると思います？
いや、ネガチブ思考は禁物。前向きに対処するつもりです。

いつから始めるかは未定ですが、小説のタイトルは「論理板子」。
愛欲は突然嵐のごとくやってくるものなのです！

ところで、最近入り浸る場所ができました。ペットショップです。
ネコや爬虫類には見向きもしないで、目標ターゲットは犬ですワン！
店の人に抱かせて貰いハグハグ。パグをみると父を思い出します。

NYでダックスフンドを飼っていたことを過去日記に書きましたが、様々な
問題が生じました。岡山生活でやっと犬が飼えると夢を抱いていたのですが
難しいでしょう。それにしても、このパグ犬。高すぎます。

海外に住む娘を慕う父がアタシ似のパグ犬・メアリーを飼っていました。
舐めるように可愛いがったメアリーですが、蚊に刺されて、あっさり
死んでしまいました。父が作ったメアリーの墓が今も墓地に残っています。

2012/4/22 (Sun) LINKER 11-3

living room
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生きた犬が飼えないので

左のビーズ玉で作った犬で我慢します。

前回のスレに居間の写真をアップしましたが、壁の絵をみた銀座の
遠藤氏からメールがあり、壁の絵の作家は○○でしょ。さすがにプロは
違うと感心しました。誰にも分からないと思っていたのですが、訪ねて
くれた鳥取の田中夫妻も、おおっ！と絵の前で釘付けになっておられた。
プロはだてに身銭を切っていないということです。

プロといえば日本橋の若い美術商が訪ねてくれました。
右側の壺は１対の壺です。１本のミント状態の壺は大切に倉庫に保管し、
片方の１本を棚に飾っています。彼が居間にはいるとすぐに壺を凝視。
東京に去る車の中から一言。あれは完璧な修理が施された逸品ですね。
船木さんはニヤリと笑い、両手を打って、お見事！！

信頼のできるプロとの出会いです。

2012/4/24 (Tue) LINKER 11-4

HIMEJI CASTLE
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CHANCE

日本橋の井上さんが予約をしてくれた隠れ家での夕食会。
男達に囲まれて紅1点。昔なら緊張して喉を通らなかったのですが、
今や余裕で手酌です。全員が飲んで食す。和気藹々の楽しい宴でした。

翌朝、思い立って兵庫県姫路市に車で向かいました。
ナビで方向を指示する女と、必死の形相でハンドルを握る男。
緊張でトイレが近くなりドライブインを探すのも一苦労。

現在姫路市では、50年ぶりの白鷺城の修復が一般に公開されています。
新幹線の窓から見つめる機会はありましたが、城の前で仁王立ちするのは
6年ぶりでした。やっと来られました。修復の現場を見られるのは人生で
最初で最後のチャンスでしょう。

HIMEJI CASTLE
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エレベーターで8階に上がると天守閣の屋根部分が修復作業中です。
傍らに一対の鯱鉾がおかれ、数年後の修復の完成を待っています。
いつも仰ぎ見ていた天守閣の屋根が目の前にあるなんて感動ものです。

これでまた1つ夢が叶いました。
我が愛しの白鷺城よ。
また会いましょう。

2012/4/25 (Wed) LINKER 11-5

as of 4/25/12
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self portrait

午後7時から町内会があるので夕飯を早めに準備しました。
今夜は小アジの南蛮漬けとマカロニサラダです。滅茶苦茶沢山作りました。
揚油の臭いが家中に漂っています。窓を全部開けて日記を更新しましょう。

岡山はいきなり初夏になりました。

さて、いい加減なアタシの早朝ウォーキングですが、3日坊主のはずが
なんと3ヵ月も続いています。白い息をはきながら、河原の霜柱を踏み、
音を聞きながら歩きました。今や後楽園や烏城は自分の庭のようです。

旭川の河原に2キロのジョギングコースがあり、どこから沸いてきたのか、
走る人々がなにげに増えています。コースの０地点で柔軟体操をした後、
やおら腕を振ってウォーキングを開始。走っている人々にとってはゼロが
折り返し地点なのですが、アタシにとっては開始地点です。

そして、先日よりウォーキングにランニングのコラボを導入しました。
軽くジャンプをするステップでゆっくり走ると、あらまぁ。なんと！
無限に走れます。(´0ノ｀*)オーホッホ!!

2012/4/26 (Thu) LINKER 11-6

Nancy Cunard
Nancy Cunard

Bakelite

東京の女友達が何かやらかそうとしています。
出張中の小一時間。彼女のプロジェクトの構想を聞きました。
先日亡くなった父のマンションが彼女の新しい仕事場です。
これから何を発信しようとしているのか大体分かりました。
ベークライトのバングルが役に立てばと思います。

lorita12345
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2012/4/28 (Sat) LINKER 11-7

brancusi
constantin brancusi

MY GIRL

麻布で展覧会中のスナオからメールがはいりました。
午後6時に電話をしたいという確認メールでした。As Is ではなく、
几帳面で丁寧な文面に対して我々も真面目に答えなくてはなりません。

彼が厳寒のタイムズスクエアで撮影した映像を友人のF女史が買って
くれたそうです。次のプロセスについて的確なアドバイスができるのは
船木さんです。6時にスタンバイして貰いました。話し終えたスナオは、
再び撮影現場に戻っていったようです。

いつもはとっくに爆睡している午前1時。仕事の開始時間です。
うっかり眠るわけにはいきません。脱睡魔の方法を考えなくては。

4ヶ月ぶりに韓流ドラマを観る事にしました。

「MY GIRL」

スナオがNYの床の上で笑い転げて観ていた姿を今も覚えています。

2012/4/29 (Sun) LINKER 11-8

Hermes

urban to rural life

成田空港のマダムＫからメールを受信しました。

これからＮＹに行ってきます。
お2人のいらっしゃらないＮＹは淋しいです。

プロジェクトを控えているので5月のNY行きを諦めました。
日本は連休だというのに、相変わらず通常の仕事をしています。
帰国後もNYの仕事を続けられるものかと気になっていましたが、
昔とった杵柄、概ね、なんとかこなせています。

今日は夏日。仕事の合間にスカーフの虫干しをしました。
鳥の群れの絵柄のスカーフは何年も愛用した大切な一枚です。

マダムＫと出会った頃はOL時代で、黒のパンプスに紺か黒のスーツ。
アクセサリーはパールのネックレスとイヤリング。そして、スカーフで
コーディネイト。めちゃくちゃコンサバでしたが、スカーフの結び方を
何種類も知りました。布の魅力は素材と絵柄を生かす事で始まります。

今はスカーフを着こなす洋服も用途もありませんが、これからは
アーバンからリューラル風にリラックスして楽しむつもりです。

2012/5/2 (Wed) LINKER 11-9

pre-party
photo by lorita12345, docomo

Keep Going, Going

DMを発送した後、左右の余白サイズが違うことに気付きました。
すべてアタシの技術不足と集中力の無さが原因です。
死んだ子の数を数えても仕方がない。と、ロリ～タのひとりごと。

今朝はウォーキングを辞めて、午前6時から仕事を始めています。
ただいまの時間は午前4時。国際電話を待っています。
週末から具体的にプロジェクトの準備を始めなくてはなりません。

チャリで街をフラリと散策しているとアンティークの店がSALE中。
1枚100円のスカートを2枚と迷彩柄のベストを買うと店主がチャイ茶を
ご馳走してくれました。心地良いアンティークのカウチに座り見上げると、
天井に吊られた60年代のアメリカ製のランプがなにげに懐かしい・・・。

夕方、PCから離れて岡山のチェルシー街へドライブをしました。
川内倫子風の写真展が開催されているというので興味がありました。

作家をはじめオープニングに集まった人々が妙に洗練されていて、
ここは岡山？NYではないよね？正直なところ驚きました。

当家から徒歩5分のマンションに住んでいるという都会派美人の作家は、
出版関係の仕事でエネルギッシュに東京と岡山を往復しているそうです。
出来上がったばかりのDMを見せると、あー、ここ、知ってます！
友人から貰ったオリーブのDMが可愛いので家の壁に飾っていますよ。

いつもは重く感じるハンドルが今夜はカルカッタ。

2012/5/3 (Thu) LINKER 11-10

wanted
photo by lorita12345

WANTED

玄関先の壁に派手なAWのマリリンをかけていました。

路面電車の窓から見たという男性が、途中下車をして、
ガラスに顔をくっつけて眺めていました。「お入りください」

玄関の日の丸の国旗がサワサワと風に揺れています。
日射が強いので紙焼けが気になったのでポスターに掛け替えました。
ポスターの隅に白のコーナーがみえます。テープではなく、酸に強い
Acid Freeの紙で固定しています。船木さんの心憎い冴えたる方法です。

この60年代のポスターはLichtensteinの"WANTED"。レアものです。
たかがポスター。されどポスター。NYと同様、岡山でも主張しています。
あの男性が今日も電車の窓から眺めているかもしれません。

2日間、昼夜逆の生活をしています。3日目の今夜も夜人間になります。
蕨を煮て、フキも煮ました。次はタイマーを１時間セットして筍を煮ます。
洗濯機をオンにしてベッドに寝転ぶとグーと一瞬にして睡魔が・・・。
眠ったフリをしていると、船木さんが無言でアタシの巨体を左に動かし、
ベッドカバーでスノコ巻きにしてから、静かに階下へ降りていきました。

遠くに船木さんの誰かと話す声が聞こえましたが、お任せします。zzz
東京の仕事仲間、Y氏からの長電話だったそうです。船木さんと交代して
電話当番をしていると、プルプル。同じく東京の仕事関係者からでした。
当地の反応は殆どありませんが、少し光が見えたような気がしています。

もう後には引けません。

2012/5/5 (Sat) LINKER 11-11

May
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Hisako　Garden

朝のウォーキングで知り合いになる人は数少ないのですが、いつも
同じ時間にすれ違うので、名も知らぬ人々と顔見知りになります。

無言でペコッと会釈をする男性。おはよう！と声をかけてくれる神士。
ラジオ体操を終えた4人組の婦人達全員がドタドタと走るアタシにササッ
と道をあけてくれます。ド派手なピンクフレームの水泳用眼鏡のアタシに、

いよっ！月光仮面！

タッタッタε=ε=ε=ε=( -◎▽◎)o おう！

ヒサコさんとは真冬のウォーキングで挨拶を交わすようになり、その後、
柔軟体操を教えてもらいました。先年新聞社を定年退職されたご主人と
シダに覆われた高い塀のある豪邸で静かに暮らしていらっしゃいます。

May
photo by lorita12345

ヒサコさんの庭に咲く黄色の花が満開。
本日は白い花をいただきました。
部屋中に花の甘い香りが漂っています。

庭の池の周りに密集しているフキを100本ほど束ねて切って下さり、
隣人のN氏からは蒜山の別荘で採ったタラの芽や筍などをいただきました。

NYの日本食料品店で密封した筍、ワラビの水煮で料理を作りましたが、
採れたての山菜の味を知っている船木さんは一切食べませんでした。
春になれば、今頃日本は蕨や筍が旬だな・・・。と悔しがったものです。

やっと、タラの芽のテンプラ、フキ、筍、蕨の煮ものなど、夢の山菜三昧が
堪能できます。お陰さまで山菜の灰汁抜きから調理まで料理の達人です。
プロを超えたかも。割烹・ロリ亭をやっちゃおうかしら。なんちゃって。＾＾

2012/5/7 (Mon) LINKER 11-12

cool
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MONDAY

長い長い連休がやっと明けて銀行取引が始まりました。
早速オンライン開始。些細な事でも滞るとやばいことになります。

デスクワークを済ませた後、車で買い出しにでかけました。
船木さんは知らないけれど、アタシの運転歴はかなり長いんです。
警察や検察の履歴もかなりのもんだろ。痛いところを突かれましたが、
3回ハンドルを握れば、(´・∀・`)ｂおっしゃ！A級ライセンスの女王復活！

スケジュール通りに動くのをモットーにしていますが、予定表にない
ことが生じても、臨機応変に対応できる人間と自負しています。

備前焼作家・K先生からのメールのタイトルは、「江戸にいきます」
銀座での個展の前に愛車のBMWで訪ねてくださったようです。
その頃はホームセンターでゴーヤのツルの網探しをしていたので、
戦地に赴く人を万歳三唱で見送るつもりが叶いませんでした。

前出の臨機応変は早速崩れました。
よって、適当人間である事をここに宣言します！(*ノノ)キャ

22日は日帰りで出張します。先生とはすれ違いですが、
用事を済ませてから銀座の個展会場に走るつもりです。

2012/5/8 (Tue) LINKER 11-13

show time
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It's　Red Time

何が楽しい？と問われれば、

彼の自転車の後に乗って両足をパーッと宙に浮かせる事。
人目を気にする船木さん。直ぐに降ろされました。チッ。

寺の門前の花屋さんで赤い花を6本買いました。
トイレ用に同じ種類の小さい赤い花も買いました。

花屋さんに500円玉と花を差し出すと、
オー！これは！面白いとりあわせですね！

2012/5/11 (Fri) LINKER 11-14

bouquet garni
photo by lorita12345

bouquet garni

パセリ、ローズマリー、タイム、ミントなどのハーブの束は、仏蘭西料理に
欠かせないブーケ・ガルニです。駐車場と家の裏の鉢で育てました。

シェークスピのハムレットで狂ったオフェーリアがブーケガルニの束から、
愛しいハムレット様にはローズマリー。タイムはお父様にさしあげましょう。
美しい栗色の髪に手折ったハーブを飾り、消え入りそうな歌声はいつか、
彼女の薄衣は水の底深くに消え、道連れのハーブだけが水面に・・・

野花を起用したシェークスピアのオシャレ感覚にはおそれいります。
香りの強い乾燥ハーブをバッグに忍ばせれば香水になり、小袋にいれて
クローゼットに置けば防虫剤。バスタブに浮かして静かに目を閉じれば、
あなたもオフェーリア。

真夏のプロジェクトと異なり、窓から初夏の風が家の中に静かに迷いこみ、
オーブンで焼いたシフォンケーキの甘い香りが家中に漂っています。
午前6時です。料理の鉄人は快適に作業を開始しました。

2012/5/12 (Sat) LINKER 11-15

puffy
photo by lorita12345

Artists

プロジェクトの初日が無事に終わりました。
午前3時。オーストリアからの電話を待っています。
どこにこんなパワーがあるのか我ながら不思議です。
緊張感がなければ続けられる仕事ではありません。

昨日は空になったワインの瓶やビール缶をホームセンターの酒屋に運び、
生ゴミは火曜日の朝までゴミ袋に密封しました。窓を全部開け放ち掃除魔
になりました。ウォーキングを休んでいるのでエクササイズの代わりです。

今回の新レシピは、NY的に2キロの牛肉でローストビーフを焼きました。
料理の品数を少なくしたのですが、昨年の１月以来のパーティ料理だったので、
手際を思い出すのに少し焦りました。1個しかないパイ型で数個のキッシュを
焼く方法を考えたり、膨らまないシュー皮に詰め物で膨らみをもたせる方法で
なんとか解決できました。失敗の対処方法は応用と最後のガーニッシュ。
そして、イヒッの笑顔です。

隣人の蒜山さんの奥様が作ってくださった山菜オコワのオニギリ、鶏のフライ、
サンドイッチなど。同じく隣人の瑞子様からは根山葵や茗荷の甘酢漬け、
畳屋さんの奥様からは無農薬畑で採れたほうれん草やミカン、サクランボウ
の実のついた枝を数本。ヒサコ様からはパン、パウンドケーキなどを戴きました。
他にも多くのお客様からも手作りのお料理を頂戴し大変助かりました。
もしかしたら、主婦連が本当の意味で無類のアーティストなのかもしれません。

毎回訪ねてくださる吉本のアーティスト、オカケンタ氏からの礼状メールには
アートへの思いが熱く述べてあります。プロジェクトを理解してくれる人で、
客人達に我々の代わりに根気良く丁寧に説明をしてくださいました。
心から感謝しています。ありがとうございました。

午前5時の寺の鐘が鳴りました。
少し仮眠します。

2012/5/15 (Tue) LINKER 11-16

okayama girls
photo by mr. teshirogi

okayama girls

NYのトモコからのメールに、"okayama girlsの画像が消えてる！"
うわ！本当に消えているではありませんか。( ；´∀`)トホホ

昨夜の夕飯の献立を覚えていないように、
日記の内容なんて記憶にあるはずがない。
日付が前後しますが、とりあえず再アップ。

パーティの翌日は生ゴミの処理で悩みます。
3日後のゴミの日まで密封して忘れましょう。
トイレのタイルを汗だくで磨いていたら、

ピンポーン♪

玄関のドアをあけると、美男美女が立っていました。
エプロン姿のアタシを可愛い！ツーショットを撮ろうよ！
彼女の旦那さんがIphoneで撮影してくれました。

42㌔のスタイリッシュでスリムなノッポ美人と、
スネ毛までしっかり撮れている69㌔のダイコン脚。
どちらの美女がアタクシかお分かりですよね・・・

2012/5/15 (Tue) LINKER 11-17

kurashiki
photo by lorita12345

kurashiki

家の中が通常の静寂に戻ったので倉敷美観地区を訪ねました。
月曜日なので大原美術館は休館日。KONOというピザ屋も休み。
殆どの画廊も休廊。観光客が少なく散歩には最適でした。

備前焼の店頭に備前作家の小西陶古の壺があったので店主に見せて
貰いながら談笑。店主が言うには美観地区の古い長屋は繊維工場の
職工達の住居だったそうです。これは初耳でした。

大原美術館にジャコメティーなどの収集という偉業を成した藤田館長。
彼は実に面白い人でした。ジャコメティーとフォンタナは特に必見です。

共直しされた明朝の色柄大皿を自慢気に入り口に飾っていた倉敷旅館。
今は持ち主が変わり、隣の蔵を再利用した珈琲館の美人店主は今何処。
パリの浜口陽三に紹介され訪れて以来、長い月日が経っています。

gallery K
photo by lorita12345

レセプションにきてくれた美観地区のギャラリーＫを訪ねました。
洗練された内装の画廊スペースで、店主が煎れた珈琲が美味。
隣家の空地に乱咲く草を眺めていると時間がワープしました。

2012/5/16 (Wed) LINKER 11-18

library
photo by lorita12345

めぐみ

NYから持ち帰った本を適当に本棚にいれてから5ヵ月が過ぎました。
特に下の2段の200冊のカタログが最悪。資料を探す度にイライラ。

片付けが大好きというメグミさん。
彼女の休みの日に半日手伝いをお願いしました。
本の重量は半端ではなく、相当の根気と集中力が必要です。
23歳の華奢な身体の彼女に出来るのだろうか・・・。

コンクリート床に絨毯を敷いた作業場で、まず驚いたのは、バッグの中
から黒の靴下をとりだし、現場では素足で歩かないという気配りでした。
何をするにも行儀が大変よろしい。もしや、お茶の作法をご存じか?
彼女の育ってきた環境の良さが感じられました。

また、話す声がソフト。傍らで仕事をしていても邪魔になりません。

done!
photo by lorita12345

3時間後。この通り、綺麗に納まりました。
依頼した通り、日付順に並べてあります。
出来る人でした。完璧です。

突然の客人にも作業を続けながら笑顔で対応してくれました。
お礼を渡すと彼女は大喜び。100円均一の回転寿司に誘うと、
お寿司は久しぶりです。美味しい！パクパクパク。

2012/5/18 (Fri) LINKER 11-19

wild berry
photo by lorita12345

きいちご

家の裏の小路は風の通り道。
様々な風景との出会いがあります。

裏の道に面したN氏の勝手口には花壇があり、去年の夏の終わりに
サワサワと風に揺れる白い花の大木をアップしたことがあります。
トイレが浄化槽の頃、くみとり用のパイプを通す小路だったそうで
殆ど人通りがありません。アタシのパソコン部屋はこの道に面していて、
窓の下の鉢にゴーヤ、パクチー、パセリ、ネギ、大葉を植えています。

約1ｍ幅の小路に沿って左右に住宅が並び、家々には個性があります。
それぞれの軒下には野生のユリ、クローバー、ミョウガ、雑草が生え、
短い散歩ですが足を止めて魅入ってしまいます。

瑞子さんの家の裏にはトクサ、ビワなどの他に木イチゴの葉が茂り、
苺の白い花が実になれば、鳥やカラスに食べられる前に食べてね！
物凄く贅沢なオファーをいただきました。

帰宅した船木さんの手の平に10個程の木苺が。もしかしてこれは？
一口でアングリと食べてごらん。勿体ないので１粒を口に含みました。

甘い・・・。

2012/5/20 (Sun) LINKER 11-20

midorikawa youichi
copyright midorikawa youichi, RC photobooks

緑川洋一

緑川洋一。写真家。瑞子さんの父。

隣人の瑞子さんが夕飯のおかずにと手作りの数品をお持ち下さいます。
同じくN氏夫人からネギや大葉などの苗を戴き、当家の鉢の数が増えました。
岡山生活5年目にして、この地が本格的な故郷になりつつあります。
季節感のある穏やかな生活にドップリ浸かるのは時間の問題でしょう。

明日から出張するアタシに「旅の友にしてね」。瑞子さんが父君の本を
貸して下さいました。筆者が旅先で撮影した写真とリズミカルな筆致の随筆
が満載されています。2年前に「本格小説」を読んだのが最後で、アタシは
殆ど本を読んでいませんでした。氏のロマンを感じさせる文体に魅せられ、
時間を忘れて読み耽り、旅の前日に完読してしまいました。

2012/5/23 (Wed) LINKER 11-21

aoyama
photo by lorita12345

青山霊園

新政府が江戸から東京にかわり、秋田から江戸にでた先祖達の墓が
青山霊園にあります。墓に眠る人物達がどのような生涯を送ったのか、
そのうちに書くつもりです。

家族の中で最年少のアタシが帰国の度に墓守りをしているのですが、
好き勝手に自由に海外生活を送ってきたんだからと責められれば、
何も言えません。今更と諦めています。

途中、大久保利通の石灯篭が311で倒れたまま放置されていました。
先祖の墓石の前でアイアンを振る男性は当家の墓石は小さかったので
311では無事だったと仰る。墓石を高くする理由は権威の象徴なのか、
成り金か、或は宗教なのか定かではありません。斎藤茂吉家の墓は
シンプルで格好良い。例えば、「愛と誠」の墓標ならば永遠に松代まで
うけること間違いないでしょう。

さて、いつものように額にタオルを巻き、軍手をして行動開始。
小1時間で作業を終えました。墓地の森がサワサワと揺れ、爽やかな風と
戯れ汗を拭いて帰り支度を。先ほどから1人の美女が携帯を手に半ベソを
かきながら行ったり来たりする姿に気付いていました。どうしました？
父のお墓を探しているんですが、見つからないんです。（泣）

何やら事情がありそうです。
墓の番号だけを教えて貰い一緒に探す事にしました。
30分後、可愛い植木に覆われた小さい墓石を見つけました。
もしや、お父様のお名前は○○○○さんではありませんか？

ああああーーーっ！お父さぁぁぁぁん！（号泣）

父の墓石に泣き伏す彼女の傍らに先ほど使った箒をソッと置き、少し
離れて森の風景を撮影していると、彼女が嗚咽しながら掃除を始めました。
それで良いのよ。これでチャラになったね。お父様も喜んでいらっしゃる。

大通りで、信号待ちをしていると、白のベンツが後ろから走ってきて、
お世話になりました！ありがとうございました！お元気で！（泣）

2012/5/25 (Fri) LINKER 11-22

ginza
photo by lorita12345

GINZA

夕闇迫る銀座4丁目。ドトールの2階はいつも混雑しています。
相席は仕方のないこと。カウチでノートのモニターをみつめる男性に
お邪魔してもよいですか？どうぞ。ニッコリ笑顔で迎えてくれました。
隣のお洒落なカップルもこちらも空いていますよと誘ってくれます。

外の景色が見える窓際のカウンターのツール席が１席空きました。
移動して重い書類鞄を足元に置き、眼下を眺めながらアイスティー。

テアトルの映画広告をみながら、あれはジョニー？と独り言。
隣席の女性が、映画をご覧になりました？と話しかけてきました。
デートの待ち合わせという彼女は終始アイフォンとにらめっこ。
そして、アイフォンのないアタシはギャラクシーでメールチック？

今日は完璧な私用でしたが、銀座1丁目のＮＫ画廊を訪ねました。
作家からのメールには本日は不在との事。足跡だけ残すつもりでした。

画廊にはいると、Ｋ先生がロリさま～と、両手を広げてハグハグ。
こういうのって良いですよね。感激しますよね。ハグは大好きです。
さすがに人気作家。不景気にもかかわらずほぼ完売でした。

2012/5/26 (Sat) LINKER 11-23

ginza
photo by lorita12345

並木通り

これまで並木通りを何度歩いたことでしょう。
遠藤さんの画廊のあるこの通りだけは迷うことなく歩けますが、
念のために地下鉄の駅員に最寄りの出口を教えて貰っています。

先日の国際フォーラムフェアにアタシの方向音痴癖を知っている遠藤さんが
連れて行ってくれたのですが、今回は銀座松屋の裏が会場なので大丈夫？
否、無理でしょう。いつも通り遠藤さんが画廊で待ってくれていました。

アタシの方向音痴は有名な話で、NYでも東西南北が良く分かりません。
地下鉄に乗り、何駅か過ぎた頃、乗客の雰囲気が微妙に違うような・・・。
逆方向と乗客に教えて貰い慌てて降りた経験は１度だけではありません。
「救いようのない奴（Hopeless）」船木さんは呆れています。

夕方、仕事を終えた後、会場から再び並木通りの画廊に行きました。
ＮＫ画廊へ直行した遠藤さんとマダムＫに挨拶ができませんでしたが、
岡山の夕飯には間に合わないけど、急いで東京駅に向かいました。

画廊から外の通りにでると、銀座は小雨。
並木通りにはアース色の上質の傘が似合います。

雨の中を歩いていると、ルイ・ビトンの前で、「ロリさ～ん」
帰ってきた遠藤さんと遭遇しました。あら、傘はないの？
鞄の中にあるけど使いませんと答えると、どうして？

元ニューヨーカーは傘をささないので～す。ヽ(・´ー`)ノ

2012/5/27 (Sun) LINKER 11-24

yukari art in okayama
photo by lorita12345

yukari

岡山に帰りました。起きて待ってくれていた船木さんに出張の報告。
翌日は午前3時から仕事なので、夜食用のオニギリを作りましょう。
何の為の夜食なのか、作りながら食べてしまいました・・・。

町内が寝静まった丑三つ時、瞼にタイガーバームを塗り、眠気覚ましに
韓国ドラマを観たもののストーリーを暗記しているので感動はありません。
見込まなくてもよい、どこからでも観られるドラマを必要としています。

午前2時に起床すれば問題ないので3時間の仮眠をとる事にしました。
目覚めたのが午前3時。嘘ぉー！と叫んでダダダと階下の仕事場へ。

お陰さまで今朝は午前10時過ぎまで爆睡しました。途中交代してくれた
船木さんは既に起きていて、TVで政治座談会をみているようです。
幼稚な喋りのアホな女性議員の声が聞こえ、日本は大丈夫か？

午後、突然の来訪者。珍しい客人が東京からやってきました。
有楽町に出店していたギャラリストの彼女は前スレに登場しています。
あの父親からこの美人。絶世の美女の母親に似たと思われます。

父は今頃台北からバルセロナのアートフェアに向かっているそうです。
彼は北京からNYに向かう機内で311を知り日本の最悪な状況に困惑。
帰国するにも飛行機が飛ばないので、当家にて池田学達と合宿中も
日本の危機について語り合ったものです。彼は会田誠、山口晃、鴻池朋子、
池田学などの作家を育て、「ミヅマウェーブ」を確立した人です。

ハーマンミラーの机の上にホームセンターで買ったチェッカー柄の敷物。
これは床用のシートです。美女が言いました。「お洒落。NYみたいね」

2012/5/29 (Tue) LINKER 11-25

uno harbor
photo by lorita12345

淀川テクニック

宇野港フェリー乗場に設置されているYUKARI ARTの作家、
淀川テクニックの作品です。船木さんは終始無言でした。

2012/5/30 (Wed) LINKER 11-26

Shibukawa Beach
photo by lorita12345

岡山の奇跡

明日はいよいよプロジェクト最終日です。

昨日は渋川海岸にて遥か彼方の瀬戸大橋を眺め英気を養いました。
白い砂浜を歩き、透き通った海水をすくって舐めると、あら、塩っぽ。

Shibukawa Beach
photo by Mr.Funaki

毎日の料理が些か億劫で、このところ油ギッシュな外食が続いています。
ビーチからの帰り道、話題のカツ丼店にUターンして立ち寄りました。

岡山の名物料理はカツ丼の上にドップリかかったデミグラスソース。
何が美味しいのか分かりません。B級どころかC級グルメです。
茶色のソースはビジュアル的に頷けませんが750円を完食しました。

夜半からお腹がグルグル。
何度もトイレへ往復する哀れな姿を想像してください。
翌日は出先でもトイレを探す有様。脂汗を流しながら帰宅。
ベッドに横たわると睡眠不足のためか爆睡してしまいました。

寝ている間、船木さんが代わりに接客をしてくれましたが、訪ねてくれた
客人にロリさんに会いにきましたという人がいたそうです。過去5年間の
プロジェクトを「岡山の奇跡」と評価しているのを東京で耳にしたとか。
昨夜からの苦しかった悪夢が一気に消えました。

2012/6/1 (Fri) LINKER 11-27

cocoro
photo by lorita12345

cocoro

最終日も晴天。今回も天気に恵まれました。

昨夜はユウキが瀬戸内の島の柳さんの尾道プロジェクト現場から
軽トラを飛ばして来てくれました。

夕飯は鋳物の平鍋でメルトチーズをのせてハンバーグを焼き、前菜は
オリーブ油に漬けた焼き立てのピメント。うまいっす！を連発し、5個の
ハンバーグは瞬く間に消えました。彼は尾道の現場で仲間達と交代で
苦手な料理を作っているとか。子供でも作れる簡単レシピをお教えしよう。
翌日、船木さんの大工仕事を手伝った後、彼は尾道に帰っていきました。

最終日は接客で昼食の焼き蕎麦を食べる時間がありませんでした。
画学生のココロがやってきて接客とお茶出しを手伝ってくれ、撤収作業も
手伝うつもりで最後まで居残ってくれました。取り敢えず、撤収は翌日に
して、3週間のプロジェクトを無事に終えることができました。

去りがたく感じている彼女を路面電車の中納言駅に見送ると、車内から
いつまでも手を振っています。その姿がいじらしくてなりませんでした。
彼女は311前の中目黒での個展に岡山から見に行ってくれています。
帰国を決意をし、NY単身生活をしながら帰国を繰り返していた頃です。
彼女の感動のメールが励みとなり、いつまでも心に残っています。

"ロリータさんの絵の前で涙がとまりませんでした"　

done
photo by lorita12345

done

撤収完了！

2012/6/3 (Sun) LINKER 11-28

saori
photo by lorita12345

saori power

「お茶のお礼です」と、門田屋敷夫人が赤いバラを玄関のドアに残して
くださいました。彼女の友人が出石町でのイベントに参加なさるそうで、
フライヤーも同封してあります。

プロジェクトの撤収を終えた翌日はスクロールブラインドの設置作業。
イサオと船木さんが作業をする中、1人で出かけることにしました。

土手沿いの夢二美術館近くの画廊へ挨拶に立ち寄ると、画廊内は客で
溢れ、50点余の鈴木治風の磁器はリーズナブルな価格で完売状態です。
白磁の皿に赤丸をつけて貰い、目的地の出石町へチャリを走らせました。

出石町は沢山の人々でごったがえしていました。
本、チーズ、弁当、惣菜などが出店し、すでに売り切れの店もあります。
食品について少し気になったのは保健所の許可を得ているのでしょうか。
誰も許可のIDカードを首からぶら下げていません。NYとは随分違います。

長蛇の列のヌードル屋さんを通り過ぎると、黒のシェフエプロンを着た
女性が1人でヌードルを作っています。あれは？もしや？サオリでは？

あら～。ロリ～！

炎天下でも汗を流さず、ヌードルを茹で、具を乗せて、ホイ！一丁上がり！
笑顔で接客を続けながら、アタシに何やら相談したい事があるとか。
少々の事では凹ない人。相談なんておこがましい。貴女は強い女性です。

2012/6/4 (Mon) LINKER 11-29

prom photographer
photographer at prom

prom party

pauline and her boyfriend
pauline and her boyfriend

NYの友人、弁護士アンドリューの1人娘が高校を卒業しました。
娘の名前はポーリン。化粧もせず、ハイヒールもはかず、とりあえず
ボーイフレンドがロングドレスを着てと懇願するので着たそうです。

今年も東京の画廊でのインターンシップでポーリンが日本にやってきます。
昨年は、研修中のアートフェア会場で道に迷い、「ロリ～！ヘルプミ～！」
岡山から直ぐに助けに行けません。研修を終えてNYの両親の元に帰るまで
ハラハラです。

2012/6/7 (Thu) LINKER 11-30

painting by Kotatsu
Painting by Kotatu Iwata

Kotatsu and Tomoko

12月のNY。コタツの個展初日は引越しの荷造りで多忙にしていた頃です。
船木さんが腰痛で一足先に帰国したので同居人のスナオとパーティに出席。
画廊中央に飾られたこの力作は既に売れていました。

さて、冬物の衣服は日本に発送済み。ユニクロのヒーテックのタートル
ネックとGAPのジャージーでコーディネイトをする毎日。パーティなので、
最後の段ボール箱から薄い夏物のブラウスとスカートをひっぱりだして
フェミニンな装いを。靴はパンプスがないので銀ラメのスニーカー。

ロリさんの首のみえる服装は珍しい！それなりに可愛いっす！

(*´σー｀)あったりまえよ。アタシだって飾ればこんなもんよ。
まぁ、熟女はむやみにパブリックで肌を晒さないものなのさ。
キャサリーン・ヘップバーンは死ぬまでタートルネックだったんだお。
え？誰ですか？若者が言いそうだったのでお茶を濁しておきました。

T-shirt by Kotatsu
ヤツイチロウ wore Kotatsu T-shirt

この度、コタツの絵がTシャツになったことをFBで知りました。
すべて先般個展を開催してくださった大阪の帝塚山画廊さんのお力です。
Tシャツはバリエーションが豊富で、それぞれの売れ行きが良いとのこと。
NYのロフトで小躍りしている嫁の姿が目に浮かびます。
船木さんの横顔にも笑顔が見え、アタシはクールに、「おめでとうございます」

2012/6/8 (Fri) LINKER 11-31

from okayama to tokyo
photo by Mr. Funaki

船木さんの東下り

船木さんにとって東京は18ヵ月ぶりです。

昨年、NYで本の荷作りをしている最中に突然腰痛になり、足でまといに
なると思った彼はJALのビジネスクラスで1人で帰国を決意。機内では、
綺麗なFAに車イスを押して貰ったりと鼻の下が伸びた旅だったようです。
誕生日の10月28日はイタタだったので、船木さんのヘルニア記念日。

さて、青山墓地に到着すると、草むしりの名残を彼が労ってくれました。
雨が降り始めた墓地で早速雨合羽を着て2人で作業をしていると、突然、
懐かしい友人から電話がはいり、当方の東下りがばれました。

タクシーで友人のオフィスに挨拶にいくと、NYにいた頃の船木さんの
鋭い眼光が柔和になったと指摘され、本人はまんざらでもなさそうです。
友人、高橋氏は我々と同じように年を重ねました。当方と異なり彼は
アートワールドで大活躍をしています。彼についてはいずれまた。

次は兄貴分の遠藤さんに会いにタクシーで銀座に向かいました。
マダムKはドバイの村上隆展に飛び、その後パリに移動している筈です。

2012/6/9 (Sat) LINKER 11-32

from okayama to tokyo
photo by docomo

after all

豆ご飯のオニギリと卵焼きの弁当です。
移動中に△オニギリも移動して変形◇オニギリ。

最終電車まで１時間あったので、銀座から市ヶ谷の画廊に。

画廊のドアを開けると、受付嬢の代わりに濃い顔のオジサン？
顔が丸くなり、無精髭に白髪が交じった会田誠がPCで制作中でした。
「あ！」「お！」お互いに驚いて大笑い。すると、後ろのオフィスから、
わぁー！船木さーーん！船木さん登場でスタッフ全員がでてきました。

この度、ロリ板に登場した当時23歳のA君がスタッフのO嬢と結婚。
会議で結婚の報告があり、画廊主が慌てて岡山に電話をしてきました。
ロリさんは知ってたの？俺は知らなかったんだよーー！(オロオロ)
仕事の出来る美人スタッフのO嬢に一目おいていた船木さんとアタシ。
A君は良縁にめぐまれました。おめでとうございます。

全員と再会を約して、慌ただしく東京駅に向かいました。
翌日は岡山の家に網戸の設置で職人さん達がやってきます。
睡眠中に耳元でブーン。忌まわしい蚊の遊びには辟易しています。
これで真夜中に電気を灯し必死の形相で蚊を追わなくても良いのです。
快適な睡眠が超嬉しくて、岡山への数時間が短く感じられました。

2012/6/10 (Sun) LINKER 11-33

work shop
photo by lorita12345

dreams come true

自宅の裏小路に面した窓辺でキーボードを叩いたり本を読んでいます。
午後は日射が強く、ゴーヤ、パセリ、ハーブなどの成長をみるのが日課。
梅雨が明ける頃には窓が緑のカーテンで覆われるでしょう。

さて、古い窓枠に夢の網戸がはいりました。この窓枠に網戸は無理。と、
大工さんに断られ諦めていたのですが、サッシ屋さんが簡単に取り付けて
くれました。これで蚊や見たこともない虫からの攻撃を防御できます。

午後、岡山で大成功された某企業の女社長が訪ねてくれました。
温いお茶を美味しいと仰る。成功の秘訣を聞くまでもなく、その一言で
彼女の生き様が理解できました。我々のような新参者ではなく、岡山の
土壌で強く生きてきた人と間近に接することができました。It's my day。

手土産の和菓子を一緒に。網戸から忍び込んだ風も仲間入り。
窓辺のキッチンで煎れる薄緑色の玉露はどこまでも澄んでいました。

*************

翌日の今日、昨日の女性が愛車のベンツで手作りのチラシ寿司を
重箱にいれてお持ち下さいました。アタシの笑顔が素敵だったという
理由でルンルンで作ったそうです。限りなく謙虚な女性に脱帽します。

明日の出張に持っていきます。

季節柄、おやめになられた方が・・・
次は日持ちのするものを作りますね。

2012/6/12 (Tue) LINKER 11-34

searcher
photo by lorita12345

home

真夜中に帰宅すると我が家の灯りが灯っている。嬉しい。
家の中にはいるまで去ろうとしないタクシーの運転手。嬉しい。
重い鞄をソッと床に。ツレが上階の寝室から降りてきた。嬉しい。
留守にすれば当然迷惑をかけるのに、お疲れ様の労いの言葉。
そして、真夜中のミーティング。報告を無言で聞くツレ。嬉しい。

はてさて、今回も学ぶ事が多々ありました。
面白いハプニングも起きて、疲労感はゼロです。

待っているだけでは何も起こらない。
船木さんの手の皿が良い例。手作りの箱に11枚あります。
遠い日、船木さんが萌えたパッションの1つです。

身銭を切るという意味を経理班長以上に本人が承知しています。
しかし、彼の執拗な研究心は真似のできるものではありません。
或る意味、尊敬に値するでしょう。

2012/6/15 (Fri) LINKER 11-35

keisuke
photo by lorita12345

accidental tourist

青山から恵比寿で仕事を済ませ、次は銀座に向かいました。

銀座の中央通りでマダムKの美人秘書、岡田さんと偶然バッタリ。
今日はマダムの代理だそうです。少し遅れて遠藤さんと新橋の会場へ。
ここでも珍しい人と再会。友人の明子が会場で微笑んでいました。

さて、遠くの席に座った青年が先ほどからアタシにバキューン視線。
みたことのない男の子だけど、NYで会ったことがあるのかな？
(10歳年下までが許容範囲。残念だけど、ボクちゃんは若すぎる）

夕方、パーティ会場で松尾氏や明子とシャンペンを飲んでいると、
青年が父親（ロリ板では等々力氏）と一緒に近寄ってきました。

ロリサン、コンニチハ。（エート、どちらさまでしたか？)
ボク、ケイスケダヨ。　（エ？ハワイに留学したケイスケ？)
ソウ。＾＾

うはっ！女の子みたいなオカッパ頭の男の子？
子供の頃、オシッコを手伝ったことがある男の子？
うわー。メッチャ身体ができているではないかー。
少年ケイスケはマッチョ青年に変貌していました。

2012/6/16 (Sat) LINKER 11-36

satisfaction
rollling stones

radio momo

最近、車を運転する機会が増え、ちょっとそこまででも車です。
夢二美術館の桜道を走り、天神山プラザの展覧会に行ってきました。
ホームセンターまでチャリで延々１時間を走ったのはつい最近のこと。
釘や材木を買いに真冬も真夏の炎天下でも根性で走った船木さんは偉い。

車のラジオから岡山ラジオモモ局の軽音楽が流れています。
当家にくれば失恋の話をする美声の持ち主の美人DJのK嬢。
オセラ誌の編集長との出会いも同局でのインタビューでした。
今は編集長の仕事がメインになり、彼女のトークは聞けませんが、
2人とも落ち着いた声質の美声。洗練されたトークはとても魅力的です。

船木さんが英語放送の聞けるラジオをBig Cameraで買ってくれました。
残念ながら、中国語は聞こえても英語は聞こえない優れものでした。
バッテリーが勿体ないので、ラジオモモから流れるPOP音楽を聴きながら
仕事をしています。K嬢がSatisfactionを紹介し、聞く人もRolling Stones。

2012/6/17 (Sun) LINKER 11-37

walking again
photo by lorita12345, canon Ixy, June 17th, 2012

again

Canon IXYのデジカメのバッテリーを入れる部分が壊れました。
セロテープで貼りつければ使えるのですが、些か不安です。

思えば6年間、ポケットにいれて共に世界中を飛んだ戦友のCanon Ixy。
広角に限度がありますが、かなり使える優れものでした。友人に心から
感謝しています。デジカメをくださったマミ＆カエコよ。ありがとう！

同デジカメで33本のUtubeを撮影しています。再び動画をアップしようと
試みたのですが、loritan12345のアカウントになぜかログインできません。
すべてを新規にする時期なのかもしれません。今後は一眼レフで撮影を
試みます。Utubeの新アカウントはloritan12345-part2でいかがでしょう。

2012/6/19 (Tue) LINKER 11-38

canon eos
photo by lorita12345

月曜日の男

月、火曜日の2日間は休日にしています。
今日こそは150号に加筆！と決断するのですが、
ビジネスメールに返信をするともう駄目ですね。
いつもの通り、PCの前に鎮座してしまいます。

毎週月曜日の午後、訪ねてくれる男性がいます。
称して月曜日の男。一時の青白かった顔が健康的になりました。
いつものように静かに本棚からレゾネを取りだして読んでいます。
図書館では閲覧できない資料がここにあることを良くご存じで、
当方以外にもレゾネをフルに活用する人がもう一人いました。

噂で聞いたのか東京出張が気になるようです。いかがでした？
銀座の遠藤さんやマダムKの話をすると、僕の大先輩達ですから・・・。
彼の真摯な姿を特に遠藤さんに見せてあげたいと感じました。

10年前、倉敷の料亭で食事をした時の彼は上等なスーツ姿でした。
自信に充ち溢れていた彼の復活には相当の時間が必要でしょう。
彼の財産である経験と知識とで不死鳥の如く蘇りますよう。（祈）

近藤さんの沖縄土産チンスコウを3人で食べていると、船木さんが
ボソッと呟きました。隠し砦(業界)の3悪人・・・。

(´0ノ｀;)オーホホホ。姫は１抜けじゃ。

2012/6/21 (Thu) LINKER 11-39

elliott erwit, california(1955)
photo by elliott erwit

LEICA versus CANON

lorita12345, okayama(2012)
photo by lorita12345

暴風雨の中を車で飛ばしました。

若かったエリオット・アーウィットの代表作、"カリフォルニア"。
大海原の水田の畦道に車を停めて撮影。"ロリイタオカヤマ"。

この世には模索している作家達が数多く存在しています。
その中から何人の作家が檜舞台に立てるのでしょう。

先ずは印象に残る代表作品を作るのです。
１点の代表作品を作れば永遠のステージに立てる。
そして、忘れてならないのは運命に逆らわないこと。

或る名のある作家に問いました。
貴方の作品が素晴らしかったから？
その人は真顔で答えました。
いいえ。運が良かっただけですよ。

2012/6/24 (Sun) LINKER 11-40

goya
photo by lorita12345

from goya with love

ドーハのカタールで開催されている村上隆の壮大な展覧会場の画像が
現地を訪れたマダムＫからのメールに添付してあります。

巨大な村上の立体作品の前に立つマダムが点に見えます。
村上は神になるつもりなのか？アラーの国で大仏なのかー。
それより、こんなオッサンのバルーンを誰が買うのだろう。
もしかして、はったりかましてんじゃないの？村上さんよ。ｄ(―“―;）
まぁ、そうだとしても、底知らずのエネルギッシュなパワーは凄い。

もっと凄いのは灼熱のイスラムの国、カタールに飛んだマダム。

凄ぉ━━━━( ；´∀`)━━━━!!

goya
photo by lorita12345

一方、岡山のアタシはゴーヤの成長をハサミで剪定する毎日。
ここのところは、もうしばらく隠遁生活を楽しみましょう。

2012/6/26 (Tue) LINKER 11-41

driver
photo by lorita12345

High and Low

免許証はゴールドカード。
長い間運転をしていなかっただけのこと。
ペーパードライバーです・・・。

高速をぶっ飛ばそうぜー！族ではありませんがリアルで使った言葉で、
検察でトラック野郎達と並んでお叱りを受ける常習者でした。

愛車が届いたのが4月。初乗りは名残雪の舞う県北の美術館まで走りました。
便利な車が我が家のメンバーに加わってから3ヵ月が過ぎようとしています。

近所に借りた駐車場から道路にでると、一時停止のサインがあります。
建物の後ろに白バイが潜んでいて、一時停止を怠った車を見つければ
サイレンを鳴らして標的を追いかける現場を何度も目撃しています。
岡山市内に不慣れな広島ナンバーのドライバーや、止められて困惑する
バイクの学生など。標識を変えるとかもっと良い方法があるはずです。

最近白バイと会釈を交わすようになりました。パシッと決めた白バイの
スカイブルーのユニフォームに白のポイントがお洒落。褒めていると
彼の背後で車がスイスイと通り抜けていきます。今だ！走れ！メロス！

今日は車が随分と空いとるわ～。快適～♪
バックミラーで後方を確認すると、うわっ。
長蛇の列・・・。

2012/6/27 (Wed) LINKER 11-42

gentleman
photo by lorita12345

gentleman rings bell forever

浅野さんとアタシは岡山のチャリラー。道ですれ違うと挨拶を交わす仲です。
その内に当家に訪ねてくれるようになり、彼のアラン・ミグリのフレーム、
シャツや小物にこだわる相当のお洒落さんである事に気付きました。彼の
姿に在りし日の父が重なります。亡くなる晩年までネクタイをつけていた父。
船木さんも認めるダンディな男でした。

gentleman
photo by lorita12345

イスにかけた浅野さんを何となく撮影して普通のコピー紙に印刷をして
差し上げると大喜び。お礼にと胡麻クラッカーをお持ちくださいました。
今日は写真用の紙に印刷をして欲しいようで手に紙を束で持っています。
紙は当家のものを使いますと辞退して、ついでに本日の赤シャツ姿を撮影。
夕方、寄ってくれるそうです。

2012/6/28 (Thu) LINKER 11-43

yamaguchi osao
photo by lorita12345

another gentleman

Twitterのつぶやきとは別感覚のフェイスブックを始めました。
公開していませんが共通の友人達がアタシを発見してくれます。
自分のFBの他に、船木さん、仕事用のFBを1人で更新しています。

ところで、先日銀座の小西さんが当家を訪ねてくれました。
短い時間でしたが、本棚に山口長男のレゾネがないのをみて早速、
貴重な本を送って下さいました。美術専門の古本屋でもレアな本です。

状態が良くありませんが・・・よろしければ

喉から手がでるほど欲しかった本を呆然と見つめる船木さん。
小生の記憶が正しければ、これは確か25万円・・・。

(；´゜　゜｀)ギョッ！

2012/6/29 (Fri) LINKER 11-44

plum saki
photo by lorita12345

another gentleman

隣人の蒜山(ヒルゼン）さんことH夫妻から青梅を沢山いただきました。

NYで青梅を入手するのはまず不可能です。8年程前にハサキ(寿司屋)の
奥さんが分けてくださいました。彼女はビルの屋上で陰干をして梅干しを作り、
当家は写真と同じ2リットル瓶に中華街で氷砂糖とAstor酒店で焼酎を買い
梅酒を作りました。

そして、月日が流れ、テーブルの下に放置された梅酒は何年も同じ
ポジションから微動することなく琥珀色の梅酒が熟成していました。
前菜酒としてお客様が少し飲んだ程度で、当方は１滴も味わうことなく
引越しのガレージセールでどこかの主婦が嬉々として買っていきました。

あれはシーバスリーガルロイヤルもびっくりの年代物の梅酒でした。

2012/7/1 (Sun) LINKER 11-45

last love
© 新潮社

最後の恋

ナオミが担当している「最後の恋」が20万部突破と書いていると、
なんと40万部を突破したと彼女からメールで報告がありました。

こんなご時世に本が売れるとは。吉報です。
第2段、男版「最後の恋」も絶賛発売中とか。

新潮社に入社して作家の原稿を貰いに東奔西走のナオミ。
「最後の恋」は実に魅力的なネーミングです。
若いナオミには気の毒ですが、いつか彼女のキャリアになるでしょう。

クリスマスの夜、ミンクのショールを貴女の肩にかけました。
ナオミよ。あれから何度めのクリスマスになるのでしょうね。

2012/7/2 (Mon) LINKER 11-46

Morning Glory
photo by lorita12345

first morning glory

月曜日の朝です。
今年はじめての朝顔が電信柱に咲きました。
翌朝の開花を待って激写。

今日は船木さんの代理でラジオの生番組に出演します。
持ち時間は5分ほどだそうで、アートについて問われても分かりません。
新聞に掲載してくれた三宅記者の記事をそのまま棒読みするつもりです。

Morning Glory
photo by lorita12345

お気に入りのレストランは？と問われれば、
ホルモン焼き。石原裕次郎の看板のある店。
10％値引きしてくれるから。

ありがとうのメッセージは誰に？と問われれば、
あまりに数が多すぎるので、とりあえず「アタシに」

*********************************************************

インタビューの持ち時間は5分ではなく、45分の長いものでした。
最初のうちは上品に振る舞いましたが、長続きするわけがありません。
後半はいつものアタシらしい会話になり、隣の音声調節室の皆さんが
笑うのをみて、調子こいたアタシは話しながらウィンクとVサインを連発。
超面白かったです！ラジオモモ局の皆さんが笑顔で見送ってくれました。

2012/7/5 (Thu) LINKER 11-47

copy right, Honda Maho

MAHO

7月4日は独立記念日。

NYの友人達は今頃それぞれの夜を過ごしているのでしょう。
岡山人のアタシはスッカリ独立記念日を忘れていました。

マホは東レの水着キャンペーンガール。現在はNYで女優をしています。
在庫が命の当方とちがい、自分自身が資本のマホは美しい自由人です。
お互いに違う世界にいるため、マンハッタンという小さい街で出会うのは
偶然という出来事が無い限り稀なことでした。

去年の暮、スーパーで買い物をした帰り、bond streetの暗闇で大柄の金髪
女性に和牛屋さんはどこですか？と英語で声をかけられました。答えると
なんとマホでした。当家の隣が和牛店なのを忘れたの？2人で大笑い。
同居人のスナオと共同生活をしていた頃で、彼の誕生日とX’Masとを兼ねて
イブの夜は身近の友人達と過ごすことにしました。

パーティの後、一番嬉しいのは、皆が楽しかったと言ってくれる事です。
事前に同居人に告げました。アタシは裏方で主役はアナタ。ヨロシコ。

彼は本当に良く接客をしてくれました。罰ゲームの激辛の青トウガラシを
食べてくれたり、ドリカムの音楽を流してくれたりと気を使ってくれました。
もっとアピールしなさいと彼にマホの隣席を譲りましたが、暫くすると、
苦笑いをしながら、"マホさんにケツを向けられちゃいましたよ・・・。"

誰もいないガランとした家で2012年の新年を一人ぼっちで祝い、そして、
いよいよNYを去る最後の朝。MetroPCSのpre-paid phoneにメールが。

"ロリさ～ん。寂しいよ～"。

マホからでした。